お知らせ詳細
千葉県佐倉市 SDGsさつま芋実証農場&勉強会 8/8実施報告
当会会員で千葉県佐倉市「結び合い農園」丹上さんと昨年秋より、耕作放棄地を解消するために行っている「SDGsさつま芋づくり」の生育状況を8月8日に確認しました。午後はオーガニックビレッジ構想を推進されておられる佐倉市農政課の皆様との交流会を行いました。
土づくりのため、昨年秋に麦を蒔き、しっかりと育ったさつま芋は、化学肥料や農薬を使わなくても(有機JAS取得可能)順調に育っていました。
この栽培では、根は長くしっかりと地中に伸び、「生きた根」と微生物の働きで、さらに土壌が育ち、乾燥した麦をすき込み、それが養分となって、追加の養分投入がなくても作物は育つと言われています。できるだけ土壌を草で覆い育てる「カーボンファーミング」という考え方です。
耕作放棄地が少しでも解消され、国内自給率の向上、地域コミニュケーションの向上、CO2削減、生産者所得の向上、新規就農者の増加・経営の安定を目指しています。