お知らせ詳細
6/27 日本SDGs農業協会・総会・講演会・見学会を開催しました
このたび、一般社団法人 日本SDGs農業協会(代表理事:照沼勝浩)は、千葉県佐倉市のウィシュトンホテルユーカリにて、2023年度総会、ならびに講演会・見学会を開催いたしました。
講演会では、SDGsを自らの技術と、異業種や異分野である会員の専門技術を組み合わせ、喫近の課題である、地球温暖化防止・脱炭素、また環境に負荷が少なく地域資源を活用した国内農業生産、そしてその流通の新しい仕組みづくりのため、個人農家・農業法人・SDGs農業資材メーカー・病院・チェーン店オーナー・街づくり企業・行政関係者など、40名ほどの方が参加されました。
講演会では、杉山修一氏(弘前大学名誉教授)が、「自然栽培の科学的なメカニズムと今後の可能性」について、その後、佐倉市産業振興部理事の宮本博文氏が、本年3月に宣言をされた「オーガニックビレッジ佐倉の取組みと今後」について講義をされました。
その後の懇親会では、佐倉市は、竹や樹木など自然資源と歴史に恵まれ、また消費者人口も畑の近くによ住み、東京や海外とも近いというその立地の潜在魅力の再発見と、今後、国内外で主流となる「持続可能な農業」を軸とした地域のブランド化構想について、夜遅くまで熱く語らわれました。
2日目は、佐倉市内のSDGs先進農家の一人である、結び合い農園・丹上さん、日本SDGs農業協会の休耕地解消さつまいもプロジェクトからスタートし、今期も生育好調な、かち農園さんのサツマイモ畑、戦国時代から代々、印旛沼のほとりで農業土木を監督してきた菊間さんの田んぼを関係者で周り、意見交流会を実施しました。
講演会1 杉山修一氏 「自然栽培」の科学的なメカニズム
著書 ここまでわかった自然栽培 杉山修一(著/文) – 農山漁村文化協会 | 版元ドットコム (hanmoto.com)
講演会2 宮本博文氏 オーガニックビレッジ佐倉の取組みについて
佐倉市は今年3月オーガニックビレッジ宣言をし、オーガニックビレッジとは、地域ぐるみで有機農業に取り組む市町村のことで、今年度佐倉市では、有機農業の推進に向けた具体的な目標や方針を定めた「佐倉市有機農業実施計画」を策定したことを踏まえて、宣言に至りました。今後は、先進地の取組を参考にしながら、実施計画に基づいて一歩ずつ有機農業の推進に取り組んで行きます。(佐倉市HPより)
https://www.city.sakura.lg.jp/…/yuuk…/organic/17190.html